アセスメント・センターの目的

アセスメント・センターというのは具体的な手法であって、導入されるには目的がある。日本で最も多い目的は、以下の3つになろう。

  • 能力開発目的型
  • 選抜目的型
  • 診断目的型

企業によって、それぞれ目的は異なるが、アセスメント・センターのもともとの出発点はスパイや将校の選抜であり、選抜目的の割合は高い。ただ、正直なところ、選抜目的と診断目的を区別することはあまり意味が無いように感じる。選抜目的の場合、結局は候補者のデータをアセスメント会社が提供し、そのデータを元に業績評価等を踏まえて人事が昇進昇格の判断する。診断目的の場合も、アセスメント会社がアセスメントを行い、データを人事に提供するまでは同じである。そのデータの活用を現状の能力把握に使おうが、昇進昇格の判断材料として使おうが、アセスメント会社からすれば、お好きなようにということだ。従って、アセスメント会社からみれば両者は殆ど同じはずである。

全く異なるのが、能力開発目的である。能力の棚卸というよりも、どうやったらその能力を向上させていくのかというインストラクションが求められうからだ。例えば、説得力が弱い人に、説得力を上げましょうと言ったらどうか?そんなことを言われても・・・と誰しも思うだろう。

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