コンピテンシー

コンピテンシーという用語があり、行動特性と訳される。

日本企業で人事で既に一般的な考え方となったものだ。

だが、人事畑にいない人にとって、分かるようで良く分からないというのが、実際のところではないだろうか。

そもそも、コンピテンシーと能力とは何が違うのであろうか。また、能力とスキルも何が違うのだろうか。

もともと、コンピテンシーと言う概念が出てくる前は、KSAという概念があった。

KはKnowlegde(知識)、SはSkill(スキル)、AはAbility(能力)である。

スキルとは仕事をこなすことができる能力であり、能力は仕事をこなすにあたっての実力は可能性という区分となる。

ただ、スキルと能力が分かれるかどうかは微妙なところである。あまりにも意味が似通っているため、分ける意味が無いとも言える。

また、KSAはどちらかというとIQ的な側面が強いものだ。そういった反省から、EQが提唱されるようになっている。

さて、コンピテンシーである。コンピテンシーは、KSA、EQを全て包括している。

ある意味、KSA、EQというのは、ある種の仮説と理論に基づいた考え方である。逆にコンピテンシーというのは実際の現場の従業員の成果を出す行動特性を、いわば逆算して抽出したものである。つまりその抽出の切り口さえ網羅されていれば、その企業に必要な人材の能力を高い精度で定義することができるのだ。

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